作家研究:日本2

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評伝 坂口安吾―魂の事件簿
今まで数々の坂口安吾にまつわる著書を読んできたけれど、ここまで刺激的な本は無い。七北氏の切り口が安吾初心者にも、安吾フリークにも興味をそそるものではなかろうか。新たな視点で安吾を読み解く手段にはもっ......
日本文学にみる純愛百選 zero degree of 110 love sentence
「冬ソナ」しかり、「セカチュー」しかり、「愛ルケ」しかり…。とかくこの世は〈純愛〉だらけ。でも〈純愛〉ってホントはどんなもの? ってな訳で、そんな疑問に答えてくれるのがこの本。〈純愛〉ブームも〈純愛......
名作童謡 北原白秋100選
赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い。赤い実をたべた…童謡集『とんぼの眼玉』に収録。初出は1918年10月号の「赤い鳥」。白秋によれば、この詩はわたしの童謡の本源である、という。こういう単純明快さこそが詩の......
泥の河・蛍川・道頓堀川 (宮本輝全集)
清廉な文章で、時にリアルに、時に幻想的に、川にからめて、人々が描かれています。人情味・人間味がテーマだと私は感じました。あたりまえですが、出てくる人すべてに、性格と物語があり、タイトルになっている川......
ピカレスク―太宰治伝 (文春文庫 い 17-13)
かなりページ数の多い本なのですが、出てくる事実が一々面白く、 ページを繰る手が止まりませんでした。 太宰治の自殺未遂が、都合の割る状況をリセットするための 手段として、そんなにも意図的に行われてい......
ピカレスク―太宰治伝
膨大な資料収集と広範なインタビューによって浮かび上がる、20世紀初頭の時代背景(プロレタリア運動の様子など)のなかで、太宰のすでにかなり知られていた醜聞が緻密に暴露される。そして、その返す刀で、師で......
露伴と道教
なぜ幸田露伴は正しく評価されることなく、過去の人となってしまったのか?露伴の本質をより多くの人に理解してもらい現在の不当な評価をくつがえそうという著者の情熱がひしひしと伝わってくる。しかしこの企ては......
臨床文学論―川端康成から吉本ばななまで
現実にない本の世界と本の中の主人公の心理が書かれていて勉強になりました。今まで精神分析を援用した文学研究は多かったけど、近藤氏は作家と作品(テクスト)をクライアントとして捉えようとして「臨床文学論」......
マガジン青春譜―川端康成と大宅壮一 (文春文庫)
「心の王国」「ピカレスク」と文庫で読んできて、こちらの作品に至りました。 事実の小説化というのが、本当に上手い作家さんであるということを、 読み進めるたびに感じました。 本書のメインテーマ(?)は......
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